大工育成塾では3年生になると、建築大工技能士2級の受験資格が得られます。各塾ではこの試験に合格できるようカリキュラムの範囲外になりますが集中講座を設け、棟梁が親身に指導します。ここでは大阪塾での様子をご紹介します。
親身な実技指導

模造紙に原寸大の製図を作成
建築大工技能士の試験は、学科と実技があり、平成19年度後期の検定試験における実技試験の内容は、「柱差し小屋組の平面図、振たる木の現寸展開図を作成し、木ごしらえ及び墨付けをした後、加工組立てを行う」でした。これを6時間半で行います。
大阪塾ではまず、試験会場の臨場感を体得するために、ベニア板を下敷きにして、模造紙に原寸大の製図を作成しました。塾生たちは棟梁の指導の下、普段、現場修業で鍛えている技術を試験に合格できるようにさらに磨いていきます。
高い合格実績
3年間、教室講義と現場修業で鍛え、そのうえで受験のための特別指導も受けている塾生たちは、高い合格実績を誇ります。
| 年度 | 検定試験内容 | 塾生各組 | 受験者 | 合格者 |
|---|---|---|---|---|
| 平成18年 | 2級建築大工技能士 | 松組1期生 | 1名 | 1名 |
| 2級建築大工技能士 | 杉組2期生 | 3名 | 3名 | |
| 2級建築士 | 1名 | 1名 | ||
| 平成19年 | 2級建築大工技能士 | 檜組3期生 | 4名 | 3名 |

道具を持つ手も真剣

組立加工の練習


