大工育成塾は、伝統的な木造軸組住宅に関する知識・技能を身に付け、日本の職人文化やものづくり文化を担う大工技能者を育成するために実施されるものです。

大工育成塾の大きな特徴は、現場で修業を積み技能を磨いていくだけでなく、教室での講義も受けること。つまり、指導棟梁による個別の「現場修業」と、集合して学ぶ「教室講義」の両方で、大工に必要な技術と理論を同時に身に付けます。
塾生を受け入れる工務店は、責任をもって指導を任せられるよう、厳しい審査を受けています。実際の現場では、道具の扱い方から本格的な大工仕事まで、塾生一人ひとりにあわせ丁寧に指導されます。
大工育成塾の目標は「3年後、一軒まるごと建てる」こと。修了制作では、3年生全員で協力し、約2週間かけて、木造軸組構法の木組みに挑戦します。
3年間学び終えた塾生には「大工志」の称号が与えられます。修了生の進路は、受入工務店への就職をはじめ、家業を継いだり、建築系の学校に進学するなど様々ですが、修了後も「大工志の会」で、同期や先輩、後輩との交流が続きます。

課外授業
指導は教室講義と現場修業だけではなく、見学や特別授業など、多彩な学びの機会も用意されています。国土交通省の協力を得ることができる大工育成塾ならではのプログラムです。
課外授業(東京塾)加圧試験見学
資格試験のサポート
大工育成塾では3年生になると、建築大工技能士2級の受験資格が得られます。基本カリキュラムとは別ですが、集中講義などで受験をサポートし、合格者を輩出しています。
建築大工技能士試験補講

入塾式
毎年4月に東京で行います。これから学ぶ塾生と、その指導棟梁が一堂に会し、式典に出席。塾生は一泊して、オリエンテーションや第一回目の教室講義を受けます。
欅組第6期生 入塾式
腕比べ
毎年秋には、現場修業の進度を確認するため、1・2年生の塾生が1カ所に集まって文部科学省が主催する生涯学習フェスティバル『まなびピア』「腕比べ」に参加。木造軸組構法の実物大小屋組に取り組みます。
第4回腕比べ
修了制作
最終学年には、3年生全員で協力し、約2週間かけて、木造軸組構法の木組みに挑戦します。
檜組第3期生 修了制作
修了式
東京で行われる修了式では、3年間無事に学び終えた塾生に、「大工志」の称号と青い法被が送られます。修了後には「大工志の会」で、同期や先輩、後輩との交流が続きます。
檜組第3期生 修了式


