教室講義と現場修業

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基本となる育成カリキュラム

大工育成塾では、「3年後、一軒まるごと建てる」を目標に、様々に工夫された独自の指導方針、育成カリキュラムを導入しています。

大工育成塾の3年間

教室講義

大工育成塾オリジナルの教科書を使い、伝統的な木造住宅に関する技術・技能の理論を、体系的に学びます。

教室講義の様子

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現場修業

経験豊かな棟梁が、一人の塾生に対して3年間継続して指導。伝統的な木造住宅に関する技能・技術を直接教えます。

現場修業の様子

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教室講義概要
研修年限 3年間(3年間で約60日。一泊二日の集中合宿で効率的に学びます)
講義会場 東京名古屋大阪福岡(※今後、新たな会場が開設されることがあります)
講師 木造軸組住宅に関する豊富な知識と経験をもった棟梁や学識経験者が教えます。

教室講義科目

教室講義の受講課目は、大工育成塾の特色である現場修業を活用し、最新の住宅建築の現場に対応したカリキュラムで毎年、改訂されています。21年度入塾の七期生は3年かけて24科目を学びます。

教室講義カリキュラム(平成21年度4月入塾の桐組第7期生)
科目 内容 実施時期・履修回数
第1学年 第2学年 第3学年
住宅の歴史と職人学 職人学     1
日本の住宅の歴史     1
世界の木造建築      
大工知識 家づくりとは何か・造園学 3   1
住まいの設計 3 2  
術語 3 2  
寸法 3    
道具 3 3  
木材 3 2  
木造軸組住宅の施工の順序 4 4  
日本の気候風土と住まい   2  
大工技術 板図、木拾い 8 5 4
木割り・木造架構
墨付け、規矩術 12 15 10
継手・仕口
建築基礎 住宅生産、住宅・建築法規   2 2
設計製図・PC図面作り     3
構造力学と設計   3  
住宅環境・住宅設備     3
住宅の防犯     1
教養 礼儀作法      
室礼・華道     0
日本語の常識 1    
柔らか頭が基本     1
特別講義等 オリエンテーション・試験等、特別講義(デッサン、速読法、哲学)、ブレーンストーミング、木材概論、建築の歴史 4   5
講義回数(合計時間) 1回の講義時間は3時間とする 144 120 96
360
教材教科書は全部で20冊。左にテキスト、右に書き込み頁を設け、講義修了後も自分だけの教科書となるよう工夫されています。
教室講義の様子伝統木造住宅に関する授業だけでなく、経営者となることを視野におく授業も受講します。

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現場修業の方法

現場修業の様子現場修業は、工務店選考委員会が選考した受入工務店の作業場や住宅建設現場において行われます。一貫した指導が行われるよう、一人の塾生に対して一人の指導棟梁が指定され、受入工務店と指導棟梁は、塾生が3年間の現場修業によって大工としての基本技術を修得できるよう責任を持って実技指導を行います。


現場修業カリキュラム(平成21年度4月入塾の桐組第7期生)
学年 実技研修の目標
第1学年
  • 職人としての規律的な生活態度と礼儀を修得する。
  • 入塾時に共同購入した大工道具の全てについて、使い方と手入方法を修得する(道具箱、手道具の作成を含む)。
  • 木の特性を理解し、見分け方や扱い方を修得する。
  • 木加工に関する基本的技術を修得し、簡単な継手・仕口の墨付け、加工ができる。
  • 板図の意味を理解し、簡単な板図の作成と解読ができる。
第2学年
  • 追加購入した道具について、使い方と手入方法を修得する。
  • 電動工具の使い方を修得する。
  • 板図の作成、解読ができる。
  • 伝統構法で通常使用する継手・仕口の墨付け・加工ができる。
  • 木材架構の各部の名称を覚え、架構の仕組みや力の流れを理解する。
  • 建方を経験し、木材の組み上げ、下地処理、簡単な造作・仕上げについて修得する。
第3学年
  • 追加購入した道具について、使い方と手入方法を修得する。
  • 建方を数度経験し、大工に必要な知識と技術全般を修得する。
  • 簡単な家具などの製作、取付けができる。
  • 設備工事等の関連工事について必要な知識を修得する。
  • 大工工事で必要となる建築・住宅関連法規に関する知識を、現実の住宅建設と関連づけて修得する。
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