2007年7月、新潟県柏崎市を襲った震度6強の地震では、木造住宅に倒壊や全壊など多くの被害がありました。大工育成塾では、その原因や対策を早急に現地で学ぶ必要があると判断し、檜組3期生68名が8月と9月に柏崎市を訪問しました。
歩いて被害を視察
塾生達は被災を受けた西本町と東本町を歩いて視察。被害の大きさにとまどいつつも、「この柱はどうして折れたのか」「どうして基礎が動いてしまったのか」と、見て感じた疑問を塾生同士で話し合ったり、専門家の方に聞いたりして、熱心にメモを取りました。
体験的考察が大きな糧に
実際に被害にあった建物を見ての調査は、予想以上に勉強になりました。
- 倒壊した木造住宅は、その多くが1981年以前の旧耐震基準で建てられていた。
- 基礎の重要性を再認識した。
- 横揺れだけでなく、縦揺れも考えて施工しなければならない。
等、倒壊の原因や問題点などについて体験的に考察できたことは、今後に大いに活かされると思います。
この視察では、新潟県土木部都市局を始め、国土交通省、北陸地方整備局の方々など、現地で多くの方にお世話になりました。協力してくださった方々に感謝するとともに、柏崎市の一日も早い復興を大工育成塾一同、願っております。

熱心に話を聞く塾生たち

倒壊した家屋の調査・学習

基礎の大切さを改めて感じる塾生

被害の大きさに大工のあり方を考えさせられました


